2015年11月6日金曜日

2030年の日本(酒井睦夫)

当NPO法人の役員(理事、常任幹事)が交代でブログを書きます。 

今年初めに自民党・国家戦略本部が「日本未来図―2030」という本を出した。 自民党国会議員の勉強会で講師が発表した内容を本にしたものである。2030年の日本はどうなっているか、を念頭に書かれている。

自民党が呼ぶ講師である。当然超一流の人ばかり。19の分野で豊富な資料で分析し将来を展望している。(自民党の政策というわけではない)

「超高齢社会における社会保障と財政のあり方」というテーマで大和総研 理事長 武藤敏郎氏が述べている。元財務次官である。 人口、エネルギー、医療、社会保障、等 豊富な資料を分析し、予測する。官僚の得意分野であろう。

結論を言えば、どのシナリオも「給付の抑制」と「負担増」である。

要するに税や保険料は増えるが年金や保険給付は減らされる。これが少子高齢化社会・日本の将来である。 我々は貧しくなることを覚悟しなければならない。そしてボランティアで地域を支えるという生き方を普及させる必要がある。 我がNPO法人は時代を先取りしている、と確信した。

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